今年の振り返りと来年の抱負

今年は色々と挑戦した年だったと同時に、反省することも多かった年だった。

少しは成長はできたかな〜と思ったりしています(自己肯定感大事)。

さて、今年の振り返りをつらつらと書いていきます。色々とあるのですが、業務上の守秘義務もあるので、簡単に挑戦や設計した技術を主に上げていきます。

 

■今年、挑戦と設計したもの

  1. ホワイトボックススイッチ
    1. スイッチのメーカーとネットワークOSはここでは書けないが、代理店に行って色々と知識は増えた
    2. SDN化(自社ベースの定義と要件内で)を図るにも色々と手を動かすことが必要だと痛感
  2. Ceph
    1. Cephはすごいソフトウェアだが、飼いならすには表面上の知識ではだめで、総合的なストレージの知識も必要。ストレージは難しい。
    2. k8sに各種CSIを導入したりした。CSI便利
  3. k8s
    1. いつも一緒、k8sは結構詳しくなった
  4. OpenTelemetry
    1. アーキテクチャ図とか作成
    2. デモ環境作成
    3. 自動計測のサポート言語が少なくて泣ける
  5.  Prometheus,VictoriaMetrics
    1. 主に基盤部分のリードをした
    2. PrometheusはOperator。ServiceMonitorやPrometheusRuleリソースなどがあって、従来のPrometheusの設定とは違って最初は戸惑う
  6. Loki
    1. Grafanaから接続して、ログの可読性が上がることを確認。Prometheusと同様な設定なのが嬉しい
  7.  Go
    1. Prometheusエクスポータのサンプル
    2. オレオレファイル転送サーバ作成
    3. 自宅ではサーバ系のコードをたくさん書いた。どれも、検証用のコードだが。。。
  8. k8s Operator
    1. Operator Frameworkを触る。一応、基本的なOperatorの作り方はわかった
    2. 業務で改善したいことをOperatorにしたいなど盛りだくさんと実感した
  9.  istio
    1. Enovyサイドカーで1Podあたりメモリどのくらい食うのか検証
    2. Kialiでメッシュの可視化、Jaegerでトレースの可視化
    3. クラスタ間通信の調査
    4. Envoy Proxyがサイドカーでなく、eBPFを使うものがリリースされたので、少しドキュメントを読む
  10. Cilium
    1. テスト環境で入れてみた
  11. vCluster
    1. これって、何が便利なのがよくわからんまま、Rookを入れたが動かなかった
  12. Ansible
    1. シェルスクリプトのAnsible化
    2. AWXを使ってみた。そういえば、Semaphoreも入れたな
    3. 洋書のAnsible For DevOpsがよかった。おすすめ
  13. etcd
    1. 合意アルゴリズムがRaftなのがわかったが、Raftの深い理解は未だ得られない
  14. KubeDayに参加
    1. 色々な技術者と会えて嬉しかった

 

■来年、挑戦したいこと ※自宅での作業も含む(汗)

  1. OpenTelemetry
    1. そろそろ、アプリチームと協力してObservabilityを高めたい
  2. VictoriaMetrics周り
    1. 基盤側のリードなので、開発者が喜ぶような環境を作りたい
  3. k8s Operator
    1. 課題となっているもの、自動化したいことをOperator化する。まずは1つ作る
  4. 内製ツール
    1. サーバ管理ツールをReactベースにして作る。今の所、TypeScriptとバックエンドはGolangを使う予定(Rustにするかもしれない)
  5. ホワイトボックススイッチのPoC
    1. 主担当なので、頑張ろう。ネットワーク技術書でルーティングプロトコルなどを復習している(汗)
  6. 自社のサーバ群の拡大
    1. 健康管理に気をつけて、やるしかない(データセンター作業は体力が必要)